中古農機具の買取相場とは?スクラップ処分の前に高価買取の可能性を確認

長年使ってきた農機具でも、状態やメーカーによっては、思った以上に高く買い取ってもらえることがあります。
このページでは、農機具の買取相場や価格がつく理由、売る前に知っておきたいポイントなどをわかりやすくご紹介しています。 倉庫や納屋に使っていない農機具がある方は、ぜひご参考になさってください。
処分する前に、まずは「今の価値」を知ることが大切です。
1. 農機具の買取相場
中古農機具はどのくらいの価格で売れるのでしょうか?
ここでは、当サービスでの具体的な買取事例をご紹介します。
農機具の買取対象・相場一覧
以下は買取対象の農機具と、それぞれの対応メーカー・年式の目安・買取価格相場をまとめた一覧です。
農機具の種類 | 年式の目安 | 買取価格の目安 | 対応メーカー例 |
---|---|---|---|
トラクター | 2005年〜 | 10万円〜80万円 | クボタ、ヤンマー、イセキ、三菱 |
コンバイン | 2008年〜 | 15万円〜100万円 | クボタ、ヤンマー、イセキ、プレジャー |
田植機 | 2010年〜 | 5万円〜40万円 | クボタ、イセキ、三菱 |
耕運機・管理機 | 2010年〜 | 3千円〜5万円 | ホンダ、共立、丸山、プレジャー |
草刈機 | 2010年〜 | 数千円〜10万円 | ホンダ、共立、丸山 |
トラクターの相場について
トラクターは、農機具の中でも特に高額で取引される傾向があります。2000年代以降のモデルで状態が良ければ、50万円を超えることもあります。特にクボタやヤンマーなどの国産ブランドは人気です。
コンバインの相場について
コンバインは使用頻度が高いため、状態による価格差が大きい機種です。買取価格は15万円〜100万円程度で、刃の摩耗や稼働時間が査定額に影響します。
田植機の相場について
田植機は地域によって需要が異なりますが、近年は小型モデルが人気です。相場は5万円〜40万円程度で、セル付きエンジンの有無や自動操作機能が評価されます。
耕運機・管理機の相場について
家庭菜園などでの需要が高く、特にホンダや共立などの小型モデルが人気です。年式が新しく、動作確認ができるものであれば1万円以上の査定も期待できます。
草刈機の相場について
草刈機は種類が多く、ハンディタイプから大型乗用型まで幅があります。特にエンジン式で状態の良いものは5万円前後で取引されることもあります。
2. 農機具の買取相場が高い理由
「もう使っていない古い農機具、処分するしかない…」
そう思っていませんか? 実は今、中古農機具の買取相場が上がっています。
ここではその理由を、簡単にご紹介します。
1. 日本製農機具は驚くほど長持ち
日本の農機具はディーゼルエンジンを使っているものが多く、頑丈で長く使えるのが特長です。
きちんと手入れされていれば、20年以上前の機械でも元気に動きます。
そのため、古くても「まだまだ使える」として買い取られるケースが多くあります。
2. 中古農機具の需要は根強い
新たに農業を始めた方や、小規模な畑を持つ農家にとっては、中古農機具は価格が手ごろで人気があります。
「少し古くても動けば問題ない」と考える方も多く、安定した需要があります。
そのため、買取価格も比較的つきやすい傾向にあります。
3. 海外でも高く評価されている
日本の農機具は海外でも「丈夫で壊れにくい」と評判で、特に東南アジアやアフリカなどへ多く輸出されています。
国内では使わなくなった古い農機具も、海外では現役で使われることがよくあります。
この輸出需要が相場を下支えしているのです。
3.農機具の高価買取のポイント

4. 農機具買取相場のよくある質問
- 農機具の買取相場はどのように決まりますか?
- 年式や状態、メーカー、さらに市場の需要と供給の状況によって買取価格が変わります。最新の市場の動きも反映されますので、査定の際に詳しくご説明いたします。
ただし、状態が良ければ処分せずに買取対応できるケースも多いため、まずは査定をご依頼いただくことをおすすめします。
年式や人気メーカーかどうか、修理可能な状態かどうかなどが価格に影響します。
- 故障しても値段はつきますか?
- 故障の場合でも、状態や素材によってはお値段がつくことがあります。特に鉄やアルミなどの金属はリサイクルの価値がございますので、動かなくても買取可能な場合が多いです。
- どんなメーカーの農機具が高く売れますか?
- 人気のあるメーカーには、クボタ、ヤンマー、イセキ、三菱などがございます。これらのブランドは需要が高いため、より高い価格でお買い取りできる場合が多くなっております。
次の記事:故障した農機具も買取可能?
(受付時間 9:15~18:00)