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クボタトラクターの特徴・歴史・海外シェアまとめ

クボタのトラクターの特徴・歴史

クボタは日本で農業機械を製造しているメーカーです。クボタの主力商品はトラクターで、その国内シェアは40%を超えています。国内シェアからもわかるように、高い人気を誇るクボタのトラクターは、海外でも広く愛用されています。

近年、小型トラクターの製造が主流だったクボタは、北米にも小型トラクターの販売拠点を設け、海外戦略を展開しています。すでに、北米でのシェアは30%を超えています。

その背景には、クボタが迅速に最新の技術を取り入れ、時代の最先端を行く製品を開発していることが挙げられます。そして、中古でも故障しにくく、何十年も使用できるエンジンは排ガス規制にも適応し、環境への配慮も忘れていません。

クボタのトラクターの特徴

トラクターは、別名『農作業用けん引自動車』と呼ばれ、田んぼや畑おこしなどの作業に必要不可欠な農業機械です。

クボタは小型トラクターを主力製品として、世界各国でトラクターを生産・販売しています。特に北米や欧州、中国や東南アジアなどの生産拠点では、最新の技術を迅速に取り入れたトラクターを開発しています。そして、拠点のある国とその周辺国に販売することでシェアを拡大してきました。

北米では大型トラクターが主流ですが、クボタの小型ディーゼルトラクターが大型トラクター並みの作業効率を誇ることが認められ、現在では北米でも人気の商品となっています。

こうした根強い人気のあるクボタのトラクターには大きな特徴が2つあります。

1つめは、クボタのトラクターには24段の多段トランスミッションが採用されており、作業に合わせた細かい速度調節を可能にすることで作業効率を向上させています。また、新しくモデルチェンジをするたびにオペレーション環境が改善され、視界が広くなっています。繁忙期ともなると、長時間の農作業強いられるため、操作性の良さと快適性は大きなメリットと言えます。

2つめは、クボタのトラクターが高性能エンジンを搭載しているという点です。ディーゼルエンジンの排気ガスから粒子状物質を除去する『ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)』や、排ガスの一部を再度吸気して燃焼時の温度を下げることでNOx(窒素酸化物)の排出を抑制する『EGR(排出ガス再循環)システム』などを採用しています。そのため、クボタのエンジンは排出ガス規制に適合しつつも高出力で低騒音なエンジンとして定評があります。

人気のクボタトラクターの歴史

海外では、最初アメリカで蒸気機関式のスチームトラクターが開発されました。しかし、けん引物が非常に重く、事故が頻発していました。その後、重量の問題を解決する発明によってガソリンエンジンのトラクターが開発され、トラクターの普及が進みます。

こうして農作業が機械によって効率化され、農家の負担は大きく軽減されました。多くの農機メーカーは高度経済成長期に急成長を遂げ、その中でもクボタは常に国内シェアのトップを守り続けています。

海外では1900年前半からトラクターが普及し始めたのに対して、日本でトラクターが普及し始めたのは戦後になってからでした。戦後、食糧難が続く日本は農地改革を進め、自作農家が増加しました。

クボタも空襲によって多くの工場を失いましたが、農業機械の需要の高まりを受けて1947年に『クボタロータリ式耕うん機K1型』を発売しました。

しかし、高度経済成長期を迎えても農業従事者の所得は低迷したままでした。そこで政府が農業従事者の生活水準の向上を目的として耕作面積の拡大を推進したことで、急激に農業の機械化が進みました。この政策を受けて、各農機メーカーによる耕うん機やトラクターなど国内製品の開発競争が始まります。

そして、クボタは1960年に、農家の「作業が大幅に軽減できる農機が欲しい」という需要に応えるべく、日本初の畑作用乗用国産トラクター『T15形』を発売しました。

1972年には、アメリカのフォード社が小型トラクターの製造技術に実績のあるクボタへOEM生産の交渉を持ちかけますが、クボタはOEMの話を断って自社でトラクターの輸出を始めます。アメリカではガソリンエンジンが主流でしたが、クボタのトラクターに搭載されているディーゼルエンジンは多気筒かつコンパクトで、性能面ではアメリカで使用されていたガソリン機より優れていました。そして、クボタのトラクターは『優れた品質の小型ディーゼルトラクター』として高い評価を受け、アメリカ市場でもシェアを獲得していきます。

アメリカへの進出

アメリカへの進出

トラクターの販売がアメリカ市場でも好調であったため、海外初のトラクター販売拠点『クボタトラクターコーポレーション(KTC)』をアメリカに設立し、海外進出を図ります。1974年には『丸紅株式会社』と合弁し、『ヨーロッパクボタトラクタ販売有限会社』をフランスに設立しました。

この拠点の設立を機に、オランダやスイスなど欧州へのトラクターの輸出を開始します。また、同時期にインドネシアやフィリピン、タイなどの途上国に製造・販売会社を新設し、各国の農業機械の国産化にも貢献しています。

そして、国内では1975年に筑波工場が完成します。筑波工場は、工場内の作業を自動化した当時の最新式の工場です。この自動化システムの導入によって、低コストで高い品質のトラクターが大量に生産できるようになりました。工場が稼働してからトラクターの量産化が進むようになり、2年でクボタのトラクター年間生産台数が累計10万台を超えました。

その後もクボタのトラクターはモンローマチック(自動水平制御)や倍速ターン(4輪駆動の旋回方式)、快適に作業ができるエアコン付きキャビンなど次々と新機能を追加して、より快適で作業効率の高いトラクターの開発を進めていきます。

2005年にはクボタは『現場へ行き、現物を通じて現実の姿(現在の実力)を把握し、原理・原則(あるべき姿)という“物差し”と比較して、その差を改善する』という5ゲン主義を掲げました。

クボタの日本の農業機械製造工場から同社の他産業工場など全社でこの活動に取り組み、さらに海外工場にも波及したことでクボタの経営および製品開発手法の効率化が大幅に進みました。トラクターを使用する農家の方々の意見を取り入れてさまざまな改善にも力を注いできた結果、同年時点でのトラクター累計販売台数は300万台を達成しています。

タイ王室系企業やヨーロッーパでも会社を設立

タイ王室系企業やヨーロッーパでも会社を設立

2009年に、クボタはトラクターの需要が急増していたタイで、タイ王室系企業の『サイアムセメントグループ』と合弁子会社『サイアムクボタトラクター』を設立します。タイ国内だけでなく、将来的に周辺の国々へ輸出するための拠点としての働きも期待し、本社工場をタイのチョンブリに置きました。そして、30馬力、36馬力の新型トラクターの生産が開始されました。

2011年にクボタのエンジンは、アメリカのカリフォルニア州大気資源局のノンロードディーゼル第4次排ガス規制(56~130キロワットクラス)に4L以下の産業用ディーゼルエンジンで世界初の規制適合認証を受けました。

クボタのエンジンはこれまでのエンジンより、排出ガス中に含まれる粒径μmオーダーの粒子状物質の排出量を10分の1に削減するという厳しい規制に適応しながらも、馬力を維持し、低騒音化にも成功しています。クボタは地球環境に優しいディーゼルエンジンの開発によって、環境への影響を大幅に軽減しています。

さらに、クボタは独自で『省エネルギー(CO2削減)』『省資源・再資源化』『環境負荷物質の削減』という3項目を掲げ、『エコプロダクツ認定制度』という社内基準の運用を開始します。こうした基準を定めることで、地球環境に配慮した製品を会社全体で作るための基盤を整えました。

2012年には、ヨーロッパで強いブランド力を持つトラクター用作業機器(インプルメント)メーカー、ノルウェーの『クバンランド社』をM&Aで子会社化しました。これまで小型トラクターが主力商品だったクボタは、クバンランド社の技術や販売体制などを取り入れることで、大型機械や畑作機械分野の強化に成功しました。

2013年には、『Kubota Procurement & Trading (Thailand) Co.,Ltd.』を世界各地のクボタ工場に部品を供給する目的で設立しました。タイで部品の製造を一括して行うことで、安価な農業機械の生産や安定供給を図っています。

そして同年、世界最大のトラクター市場でもあるアメリカに、40馬力クラスの中型トラクターを生産する工場を設立しました。タイで作られた部品を調達することで、低コストでトラクターを作るシステムを確立していきます。

さらに、2014年にはフランスのダンケルク地区に畑作用大型トラクター生産会社の『クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S.』を設立。現在、この製造拠点では年間3000台の大型トラクターが製造されます。クボタは徐々に中型トラクターから大型トラクターの生産まで手がけるようになってきます。

大型トラクター市場へ参入

大型トラクター市場へ参入

2015年にはフランスのダンケルクの製造拠点で作られた畑作用大型トラクターが欧州や北米、オーストラリア、日本に出荷されるようになり、クボタが大型トラクター市場にも本格的に参入することになりました。

日本では北海道や東北などの大規模農家が大型トラクターを使用していますが、これまでは大型トラクターはアメリカやオランダなどの外国製がシェアを占めています。クボタは畑作用大型トラクター『M7シリーズ』を進め、国内の130馬力以上となる大型トラクター市場で50%以上のシェアを目指しています。

すでにフランスの大型トラクター工場には受注が多く入っており、欧州や北米などを含めた全世界へ向けた生産拠点としては生産能力が不足している可能性も示唆され、大型トラクターの生産力の向上が課題です。さらに、クボタは250馬力のトラクター生産も始めており、250馬力のトラクターの販売をもって、全ての馬力帯のトラクターが揃いました。

まとめ

トラクターを使用する農家の方々が使いやすいようにと性能を重視し、エンジンの排ガスや工場の操業においても環境に配慮したクボタのトラクターはこれからも世界に必要とされる農業機械といえるでしょう。

いまでは農機具ブランドとしての地位を確立しているクボタの商品の中でも、やはりトラクターは高い人気を誇っています。現在も、クボタのトラクターは故障が少なく耐久性があると定評があり、世界中で多く取り引きされています。

買い替えや離農で不要になったクボタトラクターはありませんか?

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20年前のトラクターでも売れる可能性があり、スクラップにしてしまうのは非常にもったいありません。もし、使っていないクボタのトラクターをお持ちならお気軽に無料査定をお試しください。査定見積もりをすぐにご提示いたします。

参考:クボタ製の農機具買取紹介ページ

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