除雪機の正しい処分方法7選！売却と廃棄の比較や費用相場を解説

使わなくなった除雪機の処分方法について、検討されている方もいるかもしれません。

除雪機の処分には、いくつかの選択肢があります。

中でも、専門の買取業者へ売却する方法は、手間がかからず、逆にお金になる可能性もあるため、多くの方にとって望ましい選択肢となる可能性があります。

しかし、「燃料の処理はどうすればいいのか」「動かない古い除雪機でも大丈夫なのだろうか」といった、除雪機ならではの疑問や不安をお持ちの方も少なくないでしょう。

この記事では、それぞれの処分方法を詳しく解説します。

費用を払って処分するのではなく、思わぬ収入につながる具体的な方法もご紹介しますので、ご自身の状況に合った、納得できる手放し方が見つかるでしょう。

【結論】手間と費用を考慮すると、専門業者への売却がおすすめ

除雪機を手放す方法は、大きく7つに分けられます。

費用がかかるもの、手間がかかるもの、すぐに片付けられるものなど、それぞれに特徴があります。

これらの中でも、費用をかけずに収入を得られる可能性があるのが、「農機具専門の買取業者」への売却です。

たとえ故障している機械や古いモデルであっても、まずは無料で査定してくれる専門業者に相談してみることがおすすめです。

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除雪機の処分方法7選！各方法の特徴を詳しく解説

処分前に確認すべき！除雪機ならではの注意点

除雪機にはガソリンやバッテリーといった危険物が含まれています。

安全に手放すためには、専門的な知識が不可欠です。

ここでは、特に注意したい2つのポイントを詳しく解説します。

エンジン式の燃料やオイルの取り扱いについて

自治体のゴミとして廃棄したり、個人間で売買したりする際には、ガソリンやオイルを完全に取り除く「燃料抜き」という作業が、法律上も安全上も求められます。

買取業者へ売却する場合には、この作業は不要です。

燃料抜きの作業は、火の気がない、風通しの良い屋外で行いましょう。

市販の給油ポンプを使い、燃料タンクから消防法の基準を満たした携行缶へガソリンを移します。

オイルは、エンジン下部のドレンボルトを緩め、下に廃油受け皿を置いて排出してください。

抜いたガソリンは、ガソリンスタンドへ持ち込んで処分をお願いするのが安全で確実な方法です。

オイルは、ホームセンターなどで販売されている「廃油処理箱」に吸わせてから、自治体のルールに従って燃えるゴミとして処分します。

抜いた燃料を下水や土壌に流すことは法律で固く禁止されていますので、絶対にやめましょう。

バッテリー式の処分で注意すべきこと

除雪機に搭載されているバッテリーは、種類によって処分方法が異なります。

エンジン式に多く見られる鉛バッテリーは、内部に希硫酸が入っているため、一般ゴミ不可です。

ガソリンスタンドやカー用品店、または機械を購入した販売店などに引き取りを依頼しましょう。

電動式によく使われるリチウムイオンバッテリーは、「小型充電式電池リサイクル協力店」に設置されている回収ボックスに入れるか、自治体が指定する方法で処分してください。

最終的にどの方法を選ぶべき？優先したい点に応じた処分の判断基準

ここまで7つの処分方法をご紹介しましたが、最終的にどの方法を選ぶべきか、優先したい点に合わせて検討してみるのが良いでしょう。

「手間なく、有利に、安全に手放したい」という点を特に重視するなら、農機具の専門買取業者が検討されるでしょう。

費用がかからないばかりか収入になる可能性があり、手間のかかる危険な燃料の処理や運搬も、すべて専門家に任せられるからです。

「費用」をとにかく安く済ませたいのであれば、自治体の粗大ゴミとして出す方法が選択肢になるでしょう。

ただし、燃料を抜き、運搬する手間と、自治体に引き取りを断られる可能性があることを受け入れる必要があります。

「スピード」を最優先するなら、不用品回収業者が有力な選択肢です。

しかし、数万円という高額な処分費用がかかることや、悪質な業者もいるという点には注意が必要です。

どの方法を選ぶにしても、まずはお手持ちの除雪機にどのくらいの価値があるのか、一度、農機具の専門買取業者に無料査定を依頼してみることをおすすめします。

それが、納得のいく手放し方を見つけるための一助となるでしょう。

除雪機の処分に関するよくある疑問とその回答

Q. 故障して動かない除雪機でも売却できますか？

A. はい、買い取ってもらえる可能性は十分にあります。

専門の買取業者は、修理して再販する技術と知識を持っています。

また、価値のある部品を取り出して活用したり、海外市場での需要に応えたりする販路も確保しているため、故障機でも価格がつくケースが多くあります。

Q. 処分前に燃料やオイルを抜く必要はありますか？

A. 買取業者に売却する場合は、燃料やオイルを抜く必要はない。

専門のスタッフが安全に配慮して運び出し、適切に処理します。

自治体のゴミとして出したり、個人間で売買したりする場合は、ご自身で燃料抜き作業が必要になります。

Q. 査定に出張費や手数料はかかりますか？

A. 多くの専門買取業者では、出張料や査定料は無料です。

査定額を聞いた後で売却を取りやめても、キャンセル料は不要です。

提示された査定額に納得がいかない場合も、気軽に断ることができます。